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motoGP 第10戦ドイツ [**Valentino ROSSI]

 妙だと言えば、予選からおかしかった。私の考えすぎかもしれないけれど、ヴァレも考えすぎていたような気がする。



 大好きなアッセンを、彼らしい華やかな勝利で飾った。少しの息抜きより、上昇気流に乗ったまま、すぐにもザクセンリンクを闘えればよかったのかもしれない。
 地元イタリアで、彼は自身のこれからについて話した。そして次の週末に対する考えも口にした。タイヤがカギになる。最も適したタイヤを選ぶこと、最高のセッティングを見つけること、が大事だと。

 順調に見えた。2度目のフリープラクティスでは2番手タイムをマーク。心配していたお天気も崩れることなく、予選を迎える。いつもと同じ―問題はないように見えた。

 けれど
 多くのライダーが第4セクターで時計を落とした。ヴァレも同じく、3つの赤を並べても、最後まで続かない。ポジションは伸び悩み、6番手でピットに戻る。残り20分前後から、パドックは慌しくなる。10分を切るころには、各ライダーが予選タイヤを履いて、コースへ飛び出していく。

 いつもならヴァレも。同じように動く。用意された予選タイヤを履き直す間、マシンから降りずに待っていることもある。この日は違っていた。マシンを降りるとピット奥に入っていく。残り時間は誰にも同じく短くなる。カメラがヴァレを追う、ヘルメットは脱がない。またすぐに出るのだろう、と思いながら、あまりいい予感はしない。

 切り替わる画面では、ケイシーがヘルメットを取っている。
 2分を切り、ヴァレはまだ現れない。やめたんでしょうか、というアナウンサーの言葉に納得できない。
 ダニーが2番手に名乗りを上げ、マルコメが続く。1分を切ったとき、ヴァレがその姿を見せる。特に変わった様子も、急いでいる感じもない。ふわりとマシンにまたがると、アクセルをひと吹かしさせて、ピットレーンを走り出した。
 短いといっても1分23秒はかかるコースだ。もう間に合わない。何かを確かめるために出てきたのだろうけれど。



 中途半端は否めない。



 125ccクラスは、ガボール・タルマクシが逃げ切った。ポールポジション・スタートから周回のほとんどを独走し、余裕のある勝利だった。しかし2位に入った小山知良は15番グリッドからスタートを決め、切れ味鋭い追い上げを見せた。
 ホルヘ・ロレンツォが6勝を上げる250ccクラスは、ポイント・ランキング2位のアレックス・デ・アンジェリスが勝利こそないものの2位5回(4位以下なし)の堅実さで何とか喰らいついている。
 レースは、アンドレア・ドヴィツィオーゾがハナを切る。ポイントリーダーのロレンツォは出遅れ、6番グリッドから飛び出した青山博一が前に出る。テイルトゥノーズの先頭2台。アンドレアのスキを突いたデ・アンジェリスがトップを奪う。
 そのまま差を広げ、125ccクラス同様逃げ切るかと思ったデ・アンジェリスだったが、熱い2番手争いを制し、怒涛の追い込みを見せた青山博一が最終ラップでデ・アンジェリスを捕らえた。

 125ccのレース中、楽しそうにコースサイドで見学しているヴァレがいる。
 たぶんこの日もレースを見ていただろう。熱いバトルを観て、サイズダウンしたmotoGPマシンで走るザクセンリンクを、楽しみにしていたのではないかと思うのだ。
 そうであってほしい、と今は思う。






 グリッドに着く、ダニーの背中からオーラが立ち昇る。気合の入りが違う。スタートのうまいマルコメが隣にいる。ダニーの苦手な相手だ。それもあったかもしれない。
 絶対に競り負けないように―ケイシーの出鼻をくじき、マルコメを抑える。ヴァレのスタートは、とりあえず考えなくていいだろう。後ろから来るとしたらチームメイトのニッキーぐらいか。それでも彼はひと息に詰めるには、あまりにも距離がある。

 美しいスタート、前しか見ていない視線、誰もいないサーキット。
 あとは思う存分、彼のための走りをすればいい。



 赤いマシンが追いかけていく。一瞬、前に出たけれど、次のコーナーでダニーは完全にケイシーを抑えてみせた。マシンがほとんどまっすぐにならないサーキットで、250ccを制したダニーの腕が冴え渡る。
 それをヴァレは、後ろから見ることができただろうか?

 6番グリッドからスタートするも、やはりヘグってしまう。いつものことだ、と私は思う。タイヤが温まるまでは、ヴァレは決して無理はしない。必ずチャンスは訪れる、遠くにあるなら引き寄せるまで。ヴァレはそれをできるひとなのだから。

 ランディのマシンに前を阻まれる。ヴァレの方が速い。イライラしかけているのはわかったけれど、レース序盤、普段の彼なら我慢できたはず、と思うのは、私が何か、見落としていたからなのか。
 テイルトゥノーズ、ライムグリーンの後ろにピタリとついた46番が、次に映されたときは、かすかに残る砂煙とグラベルに横たわる姿だった。



 ああ、またやってしまった―

 実は相当冷静だったりする。こういうこともある、とすぐに思う。無事ならいい、と思い、そして。マシンから離れないヴァレと、マーシャルが起こしたマシンに「まだ行けるよね?」と問う。
 『もちろんだ』と、ばかりにまたがるヴァレを見て、「大丈夫」と願いを込める。どんなことがあっても、もうどうしたって挽回不可能な差がついても、走ることができるかぎり、ヴァレは諦めないからだ。

 だから、マーシャルに囲まれて、グラベルを歩くヴァレの、うなだれた背中を見て、途端に苦しくなった。

 どんなにか走りたかっただろう。わずか1ポイントでも獲得できるチャンスがあるなら、ヴァレは躊躇わずに走り続ける。最下位に終わろうとも、それを彼は屈辱とは思わない。
 レースを走ること、無事にゴールすること。それが彼の一番最初で、最も大切なことなのだ。

 そしてそれはたぶん。ほかのどのライダーにも言えることだろう。
 だから私は、それだけは叶えてあげたいといつも思う。






 流されるリプレイ。ライムグリーンの内に潜り込んで前に出た。オーヴァースピードだったのだろう。シルクのような滑らかさに欠けていた。カクッカクッと2度マシンが小さく揺れる。ランディはすぐ後ろにいた。
 外にはらんだら、クロスラインでまたパスされてしまう。そうされないように、内から差し返されないように、ヴァレはマシンに力を込める。マシンはそれに応えようと、ギリギリまで右に倒れた。限界ギリギリを、ヴァレもマシンも知っている。

 レース中盤だったなら、いや、あともう数周待つことができていたら。
 タイヤはきっと、ヴァレとマシンの期待に応えてくれた。

 ダニーは、ミシュランのハードを選択していた。前後輪ともだ。ダニーがそうならたぶん、ヴァレも同じ選択をしていただろう。その中でもひょっとしたら、もう少し硬いタイプを選んでいたかもしれない。
 エキサイティングな終盤を演じるために、序盤は我慢が必要なのだ。

 「本当にガッカリしている。チームやファンのみんなに申し訳ない気持ちでいっぱいだよ。出遅れてしまって…。追い上げるには、もう1周待たなければいけなかったのに。マシンも僕自身もすごくイイ感じで、“イケる!”と思っちゃったんだ」





 アスファルトぎりぎりに倒されたマシンは、そこから起き上がることはなかった。
 フロントが浮き、バランスが崩れる。リアが外へ滑り、グラベルへと流された。ヴァレの右手はアクセルを握ったまま、飛び散る火花が抵抗を示しているようだ。

 砂煙を上げて、グラベルで止まる。引きずられたままだったヴァレは、跳ね起きてマシンに駆け寄った。エンジンの止まったマシンは静かだ。轟音を響かせる、かわいくて美しいパートナーは、再び咆哮を上げてくれるだろうか。
 抱き起こそうとしても、柔らかなグラベルの上では適わない。マーシャルがすぐに集まり、何人もで起こしてくれた。何も考えず、マシンの鼓動だけを待ち望み、ヴァレはマシンにまたがった。





 “ROSSI KO”
 サインボードの文字、ダニーは何を思い、ケイシーはどう感じたか。

 他人は一切関係ない、ただひたすら勝利へ向かってひた走るのはダニーだ。喉から手が出るほど欲しい初勝利は、ダニーの今季初勝利、だけではなくHONDAの初勝利でもある。世界最大の二輪車メーカーであるHONDAの、それもワークスチームがここまで苦しんだのは近年にない。
 迷いのない走り。前だけを見つめる。

 これまでずっと元気がないように見えた。バトルに全く参加できない、というのではなく、参加したくない、ように思えた。遠慮してどこか、最後まで走り切るのが精いっぱいなんだ、と言いたげな。
 後先考えず、ガツガツ当たりに行くタイプじゃない。とてもクレヴァーで、腕が立つ。だから、彼はバトルで消耗して順位を下げるより、確実にポイントを取りに行った。長いシーズンのどこかで。チームは必ず最高のマシンを造り上げると信じて。万全の状態で戦える準備ができたとき、そこからトップを追い上げることができるように。

 ポイントリーダーのケイシーは、ヴァレさえ来なければ、慌てる必要はカケラもない。ポディウム圏内なら余裕だ。2番手なのだから、このまま走り切ればいい。ダニーは快調に飛ばしている。付き合うことはない。

 最初からひとりで。トップでチェッカーを受けることだけを考えて走っていた。
 バトルになっても。退くつもりは全くなく、負ける気もなかったと思う。相手が誰であろうと、ダニーは受けて立ち、そして勝つ。それがヴァレであっても。
 ヴァレはそれを知っていたかもしれない。今度の相手はダニーだと。楽しみにしていただろう。お互いがベストな状態で走るなら、ダニーはヴァレを絶対に失望させない。

 そう思うと
 残念なのは、ヴァレだけじゃない







 「ラグナ・セカでは去年、ゴールできなかったし…いい思い出がないよ。でもね、ガッカリなドイツの後で、(ラグナ・セカで)1度も勝ったことがないってことは! 今回やるべきことは決まってるんだ。とにかく今一番嬉しいことは、レースの間隔が開かないことだよ。何で、って? この日曜日に起こったことをクヨクヨ考えてる時間がないからさ。僕たちはもうラグナ・セカに向けて集中しているよ」

 早く走りたくてしょうがない、とヴァレは言う。ほんの少ししか彼の背中を観ていられなかった私も、彼が楽しそうに走るところを観たくてしかたない。

 ラグナ・セカは私にとって、とても思い出深いサーキットだ。2年前、YAMAHAの50周年を記念して、マシンはインターカラーと呼ばれる黄色と黒のカラーリングで登場した。同じカラーに身を包んだヴァレは本当にカッコよかった。それはもう一瞬ですべてを占領してしまうほど。

 あの年、ヴァレは無敵だった。誰も彼に敵わなかった。何をしてもうまくいき、後半多少失速気味(最後の2戦を落としている)ではあったけれど、11勝2位3回、3位2回、リタイア1回。チャンピオンシップ・ポイント367は、2位のマルコメに147という大差をつけてのものだった。
 ラグナ・セカを迎えるのは、すでに6勝を上げ、5連勝中のことだった。勝てる、と思っていた。そうした中で、ニッキーは本当に強かった。追いかけることが精いっぱいで、ポディウムの3台以外が、走っていたという記憶に乏しい。彼らだけを観ていた気がする。

 そして去年は。やっとまともに走れるようになってきた、ここからまた追い上げれば、まだまだわからない、という状況だった。ポイントリーダーはニッキーだ。絶対に負けたくない地元ラグナ・セカで彼の気持ちは誰よりも強かった。厳しいレースになるだろうことは、簡単に予測できた。
 ひどいグリッドからのスタートで、懸命に追い上げたけれど、残り3周というところまで来て。キャメル・イエローのマシンは失速。コースサイドでエンジンを止めた。

 「こういうこともある」
 ふう、とひとつ息をつき…。あとはあまり覚えていない。










 ダニーが2位のロリスにつけた差は、13秒166という驚異的なものだ。ドライ・コンディションで行われたレースでは、1997年のチェコ・グランプリで、ミック・ドゥーハンが2位ルカ・キャダローラに対してつけた14秒858に次ぐ記録になる。
 2番手を走っていたケイシーは、早い段階でのヴァレ・リタイアを受け、競りにいくのをやめていたが、ダニーはその走りを全く緩めることなく、美しい走りを続けた結果が、この驚異的な数字だ。

 観ていてミスをする感じがしない。ムジェロのヴァレと同じ。何か特別なオーラに包まれて、何もかもを遮断して、サーキットにダニーとマシンだけがいる。
 ヴァレのリタイアで、気持ちが薄れていた。眠たくなるのを必死にこらえて待ち望んでいたmotoGPクラス。窓の空はとうに明るくなり、台風一過の太陽が雲間から顔を覗かせようとしている。
 テレビを消して、目を閉じてしまおうと思った。これ以上観ていても、もう何も起こりはしない。

 けれど。ダニーの走りを観ているうち、彼から目を離したくないな、と思うようになる。圧倒的な速さで、後続を引き剥がしていく。2番手争いのブリヂストンは次々とラップタイムを落としていった。“リスキーな選択”とカンファレンス・ルームで話したロリスだけが、そのリスクをものともせず、2位をキープした。





 「本当にすごくすごく嬉しい。この勝利をチームとHRCに捧げたい。みんな、結果が出せない間もずっと、本当に一生懸命力を尽くしてくれたんだ。すべてのレースで、モチベーションを失わず、最大の努力を続けてくれた。もちろん、勝てない間も変わらずに応援して、支えてくれたファンにもとても感謝している」

 「今日の勝利で、チャンピオンシップ・ポイントを詰められたね。だけど本当に大事なことは、僕たちがまた勝利を収める、ということなんだ。この結果をきっかけに、さらに強くなれるように頑張るよ」


 ご参考
* http://www.crash.net/
* http://www.moto-live.com/motogp/en/index.shtml


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HIRO

こんにちは。
まあ、確かに予選から何か(チームも、ヴァレ自身も)歯車が噛み合っていない感じはありましたね。
予選最後のタイヤ交換といい...(レギュレーションで許可されている)スタート練習に出ていったのかと思いました>それにしては、スタートでクラッチミート失敗してるし(哀)
抜き所が少ないサーキットとは言え、ヴァレなら(多めの周回の)後ろに付いた時点で相手の弱点を見抜いてあっさり抜いてしまうんですけどね。
気を取り直してのラグナセカ...楽しみです。
by HIRO (2007-07-19 01:59) 

かみさま

やっとMotoGPが開幕した気分です
BS勢はいまいちでしたね~♪
カピはベテランの味って感じでした。
これからが楽しみだ~(^_-)-☆
by かみさま (2007-07-19 06:38) 

ふなじゅん

柊なお さん こんにちは
V.ロッシの転倒シーンは「今シーズンの焦り」を感じさせましたね。
カントがついていない逆バンク気味のコーナーで無理に抜いたのも、らしくないし。
転倒後、焦ってクラッチを切らずにマシンを起こし、エンジンを止めたのも、らしくない。
昨シーズンは不運でレースに勝てていなかっただけで、N.ヘイデンに力負けしていなかった。
しかし、今シーズンはC.ストーナーに真っ向勝負で負けています (T_T)
勿論、V.ロッシがライダーとして負けているって訳ではなくて、V.ロッシ+YZR-M1+ミシュランの組み合わせがC.ストーナー+Ducati+BSに力負けしているって事です。
それをV.ロッシも認識して焦りを感じているのかも知れませんね。
ただ、マシンもタイヤも徐々に負けていない状況になっています。

D.ペドロサは今シーズンの鬱憤を晴らすかのレース展開でしたね。
RC212Vは新型フレームが非常に良い出来みたいですね。
新型フレームを与えられたライダーは好感触を掴んだみたいです。
嗚呼、王子(中野真矢)にも早く最新仕様のマシンが与えられないかなぁ。
by ふなじゅん (2007-07-19 11:04) 

のらねこ

地上波だと予選はあんまりやらない&
帰ったのが決勝スタート直前だったんで、
どんな状態でロッシがスタートを切ったのか、
よく分かってなかったけど、
抜きたくても抜けない焦りは明らかに出てましたね。
前がかなりいいペースだったし。
正直、転んだ時は今年のチャンピオン争いから完全に脱落したな…と、
かなりガックリしたんだけど、
その後のBS勢の後退で、首の皮1枚繋がったかな…と。
そういえば、
昔はドイツGPと言えばホッケンハイムだった時期があって、
森の中を超高速で走る姿が凄く印象的だった覚えがあります。
by のらねこ (2007-07-19 14:17) 

柊なお

 HIROさ~ん♪
 プラクティスは悪くなかったっぽいですよねえ。お天気も良かったし。予選は、最後伸び切れないのを気にしてるのかな、と思ったのですけど。よくわからない終わり方して、納得したんだかどうだか。
 去年、11番グリッドから勝ってて、自分でもわかってて。
 転倒してるのを見て、何をそんなに焦ることがあるの?と、心底思いましたわ…(ふう)

 相当落ち込んだみたいだし。ガッカリしてサーキットを後にして。カメラの前じゃヘルメットを取るのも嫌なんだろうなあ、と。
 なんかまあでも。そういうところもかわういなあ、と思っちゃうんですよ。どあほうですね(照)

 ラグナ・セカは本当にニッキーの気合が全然違いますもんね。
 今度は彼のオーラに勝たなくちゃいけないけれど、かなり厳しい予感。
 HONDAにエンジンがかかりました。これからさらに面白いシーズンになりますわあvv

 かみさまさんッ♪
 HONDA初勝利、おめでとうございまーす!!
 本当に美しい走り。最初から最後まで、すばらしかったです。終盤はダニー、完全独走になって、2番手もロリスが抜けちゃって。3番手争いのニッキーの追い上げに夢中でしたわ。
 ニッキーについては、予選ですね。レースはかなり調子上がってきてるし、追い上げが効くので、少しでも前からスタートできれば。今回もせめて3列目だったら…。

 ブリヂストンは、ロリス以外失速しましたね。特にケイシーはこれまでなかったことなので、ショックだったのでは? マルコメはわりといつもなので(汗) まあ、何とかするでしょう。だいぶ良くはなってきてるみたいだし。

 ニッキーが勝利を譲らないラグナ・セカ。楽しみですね~vv

 ふなじゅんさ~ん♪
 そうなのです。ものすごく焦って、イライラしてるようです。
 あんまりそういう…ところ見せないひとなので、それも良くないのかな、なんて。
 ドニントンで負けたことが大きかったような気も。アッセンでは完勝しましたけど、でもまだパワーで勝ったわけじゃないし。このままだと絶対にまた“勝てない”サーキットが来てしまう―。
 だからここは、絶対に勝ちたかった。その気持ちが少し、良くない方に出てしまった。
 という感じかなあ、と。

 ふなじゅんさんのおっしゃる通り! ここへ来て、ミシュランは良くなってきましたよね~。ヴァレも言っていたけれど、ダニーもコーリンも、ニッキーも。とてもいいパフォーマンスでした。まあ、それを言ってしまうと、ヴァレもきっと追い上げられたろうな、と…(ふー)

 HONDAの復活は、DUCATI追撃に欠かせませんわ。ラグナ・セカ、期待しましょうッ

 のらねこさん~♪
 予選はいつもとそう変わったところはなかったように思います。ただキレてはいなかった。ギリギリまで攻める感じはなくて。ここでもう一度アタックするんでしょ?というタイミングで戻ってきたと思ったら、さっさと奥へ入っちゃったのです。で、なかなか出てこない。
 1分切って、フラッと出てきて。普通に出ていきましたわ。「??」がいっぱいでした(きょとん)

 スタートは、これもいつものごとく。スッと行かなくて、包まれちゃって。6番だから外のはずなのに。下がって、内に入っちゃったのかなあ…。

 転んで、マーシャルにマシンを起こしてもらって、またがって、いっしょうけんめいエンジンをかけようとして。頭、一気に冷えたろうな、と。
 もう一度走ってほしかった。それはもう本当に。でも、ポイント争いはまだ全然。諦めてなかったです。不思議ですよね…何でだろう。

 ブリヂストン勢の失速は不可解。ケイシーはハードを選択していたから、たぶんマルコメ、ホッパーも同じかな、って。ロリスは掲示されなかったけれど、ひょっとしたらフロントがミディアムだったのかな…??
 連続開催だけに、ブリヂストンは早急な解決が必要ですね。HONDA&ミシュランが完全復活を遂げそうなだけに、ラグナ・セカ、またポイントになりそうな一戦ですわ!

 ホッケンハイム
 “森の中を超高速で”だなんて! すごい魅力的ですね~♪ 見てみたいなあ。
 新しいサーキットは、見たことのない景色を見せてくれるから、とても楽しみですvv
 今年はミザーノ! 今からめっちゃワクワクしていま~す(ヴァレが勝つ予定)
by 柊なお (2007-07-19 23:49) 

柊なお

 まえまえさ~ん♪ nice!ありがとうです~vv
 こんな長文を………ホントに嬉しいです(感涙)
by 柊なお (2007-07-19 23:51) 

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