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音楽のすすめ [SPITZ]

 スピッツのニューシングル『ルキンフォー』がリリースされた。音楽専門チャンネルでは特集を組んでくれる。この時期を逃してはいけないのだが、すっかり忘れて野球ばかり見ていたワタクシである。
 それでもケーブルテレビは必ず見る。番組表も見る。うっかり1度見逃してしまったのだけれど、きっちり再放送をゲット。今回は「リクエストPV」で、これまで見たことのないフィルムも観られてご満悦なのだ。

ルキンフォー

ルキンフォー

  • アーティスト: スピッツ, 草野正宗, 亀田誠治
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2007/04/18
  • メディア: CD

 ということで、音楽について語ろうかなー、とか思って書きだしたら、やたらに長くなってしまった(いつものことだが)。
 なので、分割してお送りします。いや、たぶんどっちでもいーんだろうと思うけど…。

 【ご注意!!】
 アーティスト名にリンクを貼っています。それぞれオフィシャルサイトに飛びますが、音の出るサイトもあります。上から順に、Frankie Goes To Hollywood(英語)、The Cure(英語)、Madonna(英語)、Twisted Sister(英語)。
 いきなり大音量の場合も考えられますので、お気をつけくださいまし。




 70年代に幼少時代を過ごした身としては、やはりピンクレディーは外せない。
 だいぶ前に『探偵!ナイトスクープ』で、“30代の男性はブルース・リーの物まねができ、女性はピンクレディーを振り付けで歌えるというのは本当か?”というネタがあり、街中でその年代らしき人に声をかけて、カセットデッキでブルース・リー映画の、あの有名な曲や、ピンクレディーのカラオケを流して、その場でやってもらっていたが、そこは大阪人の気の良さも当然あるだろうが、ほぼ100%で物まねをし、歌ってくれていた。
 ということで、例に漏れず、ワタクシも歌えてしまうのだが振り付けは完全に忘れた。…というか。子どもの頃も振り付けをしっかりやっていたかどうか疑問だ。怪しい。ちなみに“ミーちゃん”だった(誰も聞いてない)。

 それから歌謡界は空前のアイドルブームに入っていくわけだが、当然ながらそれに乗っかってみる。聖子ちゃんと明菜ちゃんなら明菜ちゃん派だった。よく歌っていた。
 キョンキョンについては、少しオトナになってからキた。『あなたに会えてよかった』が大好きで、今でも聴くと相当グッとくる。ベスト盤がリリースされたけれど、かなり欲しい。買うかもしれない、いや買いたい。そして歌いたい。

K25 ~KOIZUMI KYOKO ALL TIME BEST~ (初回限定盤)(DVD付)

K25 ~KOIZUMI KYOKO ALL TIME BEST~ (初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 小泉今日子, 小林武史, 高見沢俊彦, 井上鑑, 白井良明, 秋元康, 鷺巣詩郎, 阿久悠, 野村義男, 高橋研
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: CD



 ラジオッ子だったため、テレビよりもサクサク、ラジオを聴いていた。あの頃はみんなそうだ。テレビの話題よりラジオだった(っていうとなんかもーめっちゃイイ年っぽいな)。ラジオは新曲がイチ早く聴けるのだ。これは大きかった(途中で切られる1番だけでも)。
 一発録り、ならぬ一発聴き、でガッツリ憶え、翌日には教室でご披露だ。これがまた楽しかった。あの集中力は今いずこ?
 ちなみに、ネタも憶えて披露していた(かなり芸人系である)。



 そんなワタクシがなぜか。パタッと洋楽に走るのだから人生ってわからない。そりゃあもう世はブリティッシュ・ロック(ニューロマンティック)全盛期。美系バンド花盛りだ。子ども心に相当な憧れを抱く。身近な日本人アイドルより、金髪碧眼のスタイリッシュ男である。
 DURAN DURANにクギづけになり、彼らのアルバムはすべて手に入れた。音楽専門雑誌を買うようになったのも、この時期だ(それまでは『明星』)。ちなみに、好きすぎて、ワケのわからない本に手を出したのもこの頃である。今考えれば…誰からどうやって手に入れたのかも憶えていない。でも、ワタクシの手元にはDURAN DURANの同人誌があったのだ!
 まあ、その頃から早くもヘンタイ道を歩んでいたのだなあ、と思えば今の自分に納得だ(極寒の自分肯定)。

 あ、ちなみに。描かれていた内容は、よくあるホ●ではなかった。あの当時、知らずに手に入れたのがソレだったら……。う~む、思うだにキケンだ。どうなっていたかわからない(というかわかりたくない)。

 Culture ClubDead of Aliveとか。キワもの(?)も好きだったなあ。特にDead of Aliveはユーロ・ビート時代(これより少し後)、相当流れていたはず。
 キワもの、といえばFrankie Goes To Hollywoodだろうか。彼らについては先日、やはり音楽専門チャンネルでライヴをゲットして、大感激。来日した際にはまず間違いなくライヴに行くと思われる。当然ながら(?)、ヴォーカルのHolly Johnson(ゲ●である)のセクシーさを愛している。

 Spandau BalletDepeche ModeThe Cureなども聴いた。洋楽専門番組(もちろんラジオである)をよく聴くようになり、耳に入るものは何でも聴いたし、好き嫌いはなかった。
 欲しい音楽は山ほどあったけれど、そこはお財布の小さい中学生。ナケナシのおこづかいをはたいたところでたかがしれている。どこから情報を仕入れたのか、輸入盤の存在を知り、なんと秋葉原のレコード屋にわざわざ遠征する熱心さ。
 隣でレコードを漁るオトナと同じ手つきで、サッサッサッサッサッと1枚ずつ目当てを探す後ろ姿からは、ヘンなオーラが出ていたに違いない(ううむ)。

 さらに、街のレコード屋さんに『取り寄せてくれ』と言った12インチ・シングルを『そんなレコードはない』と言われ、意地になって探したら、輸入盤のみしかなかったということもあった。
 『ない』と言い切った店員に見せに行ってやろうかという、どーしよーもない考えがアタマを過ぎったが我慢した(当たり前だ)。


 そのまま流れに乗り、MadonnaCyndi Lauperを好きになる。Madonnaは今もなお憧れてやまない、最高の女性である。彼女の背中を見るたびにウットリする。すべてを語る背中なのだ。
 また、MTVという音楽専門チャンネルの登場は、テレビというメディアを通すことで、音楽と映像が必ずセットで提供されることになった、大きな転換期だったと思う。PV文化の発展に彼女の名前を外すことはできない。
 今までに見たすべてのPVの中で、最も好きな作品が彼女の『Rain』だ。ちなみに、『Rain』はソラで歌うことができるぐらい好きだ(誰も聞いてない・その2)。
 またスマッシュヒットとなった『Material Girl』のPVは本当にかわいい。めちゃくちゃかわいい。ネタ元は映画『紳士は金髪がお好き』の中でMarilyn Monroeが歌う“Diamonds Are a Girl's Best Friend”。
 最後まで見てほしい。“物欲少女”が手に入れて、一番嬉しかったもの、がわかる。

スーパー・ベスト・ヒット・コレクション

スーパー・ベスト・ヒット・コレクション

  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2006/08/23
  • メディア: DVD


 女性アーティストからなぜハードロック、へヴィメタルに行ってしまうのか、自分でも理解に苦しむが、行ってしまったのだからしかたない。

 Motley Crueは、かなり好きだ。アルバム『Dr. Feelgood』は名作である(言い切り)。いろいろ素敵に話題の多いバンドだが、愛され度の高いバンドだよなあと、そのたびに思ったりする。ちょっとかわいいvvとまで思ってしまったりする。キケンだ。
 ヴィンス・ニールの事故でHANOI ROCKSのラズルが亡くなっているのがつらい。そのHANOI ROCKSもなかなか素敵なバンドだった。Michael Monroe(HANOI ROCKSのヴォーカル)って美人だよな、とかね。
 そしてなぜかTwisted Sisterにメロメロになっていた、どあほうである。RATTも当然ながら人気があったが、アルバムは1枚買っただけだった(でも買ってる)。

ドクター・フィールグッド

ドクター・フィールグッド

  • アーティスト: モトリー・クルー
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2006/10/18
  • メディア: CD


 超のつく大物だろうKISSAerosmithは、あまり聴いていない。耳にしたことは多数あるけれど。ちなみに(もうええちゅーねん)、EOS KissのCMでは一番ちいちゃい、金髪の男の子(女の子じゃないよな!?)が好きです(誰も聞いてない、そりゃあもう全く)。






 さて次はワタクシがいかにして日本に戻ってきたかをお送りします。
 つーか別にどっかに行ってたワケじゃないです(知ってる)。


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HIRO

こんにちは。
うちの相方も、昔の洋楽はかなりファンだったらしくて、語り出すと...(笑)
by HIRO (2007-05-01 23:11) 

なんかオンタイムなネタばっかりにニヤけちゃったじゃないですか。
「ナイトスクープ」のピンクレディーもなぜか見てるし。

ラジオ日本の全米TOP40、テレ朝のベストヒットはマストプログラムだったし、
愛読書は「FMファン」だったし、とにかく洋楽バカの10代でした。
デュランデュランは"Rio"とか"Reflex"が好き。
モトリーの"Dr.Feelgood"は名盤だよね。
ハノイはアンディ・マッコイの長すぎるストラップがかっこよかったり、
エアロスミスは"Parmanent Vacation"以前の方が好きだし、
いくつになってもジョー・ペリーはカッコイイ!!
カルチャークラブのルーツはR&Bやレゲエと気づいたのが結構遅くてショックだったり。
マドンナはファーストアルバムが好きですね。
"Like A Virgin"はシックのメンバーが参加してるから、どちらかというとかっこいいかな。

・・・うーんこういうネタは綴りだすと止まりませんね。
以前こういうのを綴ったんで、よかったら覗いてみてください。
by (2007-05-02 00:03) 

pon

今でもラジオばかり聴いてます。
ちなみに、ニッポン放送でミューコミという番組があって・・・
ミュージック&コミックの略でオタク系アナウンサーが進行役です。
(0時から1時)
その番組は、新曲が放送解禁になったら即オンエアするんで・・・
スピッツの新曲も解禁して1分後にはラジオから流れてた!
by pon (2007-05-02 11:21) 

柊なお

 HIROさん、こんばんは♪
 洋楽、やはりよいです。中学時代に一生懸命歌詞カード見て、いっしょに歌っていたりしたので、覚えてるんですよねえ、いまだに。なので、歌えちゃうんですよ、忘れてないんですよ、ああ、本当に。ワタクシの英語って、中学生で止まってるわああああッ、とか思ってみたり(とほほ)
 音楽も語りの熱い、nice!ジャンルですわ。楽しいです♪

 放蕩息子さんッ
 『ナイトスクープ』nice!!!!! ご覧になりましたかーッ
 いやァ、あれは興味深かったですよー。できた人しか放送しないとしても、みんなしっかり振付け、できてるんですもん。歌は今でもほとんど歌えると思うけど、振付けは難しい。『UFO』ぐらいかな(誰でもできるわい)

 そして『全米TOP40』。懐かしいですね~、聴いてましたよ!!
 もちろん『ベストヒットUSA』。見てましたですよ。当然ッスッ
 ちなみにテレ東、深夜にやってなかったですか? あー、千葉テレビかなあ。外タレ専門みたいな番組。来日アーティスト、結構出てたんですけど。

 『RIO』の中の“cherry icecream smile”ってフレーズが好きで好きで。
 DURAN DURANはPV凝ってて、見ててウットリだったなあ。今でも大好きです!!

 80年代のベスト10枚
 『Thriller』。いやー、あの頃のMichael Jacksonたら、すごかった。天才だな、って。素直に思います。そしてPrince。すばらしいッ
 『WHEN DOVES CRY』を見たとき、うわ~、と思って。や、気持ちワルげな人が…と(爆) でもその後『LET'S GO CRAZY』『Raspberry Beret』で、おおおッ、と思ったら『KISS』は全然OK! カッチョええや~ん、となって今に至ります。
 好きです~。グラマラスな女性アーティストと一緒にいるところとか。またグッときますねッ

 いや~、ホントに。こういうネタは止まらないんですよう。
 好きがかぶるとどんどんと。音楽はいいですねッ!!

 ラスカルさん、こんばんは~♪
 『ミューコミ』 ミュージック&コミックだなんてッ! ヲタなワタクシにピッタリではッ!? いか~ん、聴きたいッス。
 日本のマンガは、アンテナ張ってないと、ガッツリ乗り遅れてしまうので。というか、ありすぎて本屋でどうしていいか困り果てるのです。平積みだけで、何百冊ですもん…。
 ちなみに最近気になるのは『家庭教師ヒットマンREBORN』です。ああ、いかん(なぜ?)

 解禁1分後!! 早ッ
 だいぶ経ってからやっと聴いたワタクシって一体…(ホントにファンなのかよ?)
 っていうか、買わないワタクシが違うんじゃあ(汗)

 ラジオはJ-waveをよく聴きます。
 でも最近のFMは、音楽よりトーク。情報番組的なものが多いですね。AMと変わんないよな、とか思うときも。NHK-FMがクラシックやったりするので、飽きたらそれとか。
 土曜深夜はBAY FMで『パワーロックトゥデイ』です(ガッツ)
by 柊なお (2007-05-02 23:42) 

HIRO

こんにちは。
FMのトーク大杉...同感です。
しかも、リスナーにタメ口...DJ(B●●ーFMの某女性が個人的にダメ)によってはカチンと来る事も(笑)
途中で、リスナーにiPodに切り替えられるようじゃ、放送失格でしょう(哀)
by HIRO (2007-05-10 02:14) 

柊なお

 昔のFMって、音楽ガツガツ流してたと思うし、とにかくまず曲ありきで、全部聴かせてくれてましたよねえ。それが魅力だったですもん。
 J-waveリスナーですが、平日夕方は基本、AMな具合。トークが多いです。ノラないテーマなら、変えちゃいますねえ<チャンネル
 まあ、もうこの時期の夜は、基本ナイターなので!(←野球バカ)

 J-waveは、トーク多めながらゲストが多彩で面白いです。テレビには出ないだろう(というか出られないぐらいの)、ツボをつく人選で、さらにインタビュアの質が高いと、相当当たりです。
 聞き入ってしまったりとか。何度かありますわ♪

 リスナーと内輪受けに近いしゃべりをされると萎えますよねえ。
 知らんっちゅーねんッ、って。

 平日昼間はずっと…吉田照美がお約束でしたわあ(おっさんか?)
 終わっちゃって。残念ですううう(平日勤務になってから聴けなかったけど)
by 柊なお (2007-05-10 23:36) 

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